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【LOVEシーンが魅力な戦争映画】
『スターリングラード』
感想・ネタバレ


 第二次世界大戦を題材にした作品は世界中に数多くあると思います。それは第二次世界大戦に関する情報が多く残っている事もありますが、人類史において重要な出来事の一つとも捉える事ができると思います。

 今回はその第二次世界大戦の中で転換点と言われるの一つといわれている戦闘、スターリングラード攻防戦を題材にした映画『スターリングラード』を紹介します。

 第二次世界大戦の真っ只中、ソ連の工業都市スターリングラードを舞台に繰り広げられるソ連とドイツの市街地戦、スターリングラード攻防戦は熾烈を極めた。その攻防戦で英雄になったソ連兵狙撃手ヴァシリ・ザイシェフの心情をリアルに描いた戦争映画です。

 

作品の評価

総合:( 4.1 / 5.0 )

作品の評価について

劇場公開:2001年

上映時間:131分

制作国:アメリカ合衆国
    ドイツ
    イギリス
    アイルランド

引用先:【YouTube】スターリングラード(2000)予告編

 

スターリングラードについて

 今回はスターリングラード攻防戦が題材の映画という事で、スターリングラードについて少しまとめてみました。
作品をより楽しめれば良いと思っています。参考までに読んでいただければ幸いです。

  • スターリングラード攻防戦
  • バレマレイの泉

 

スターリングラード攻防戦

 スターリングラード攻防戦(1942年6月28日〜1943年2月22日)は第二次世界大戦中のソ連軍とドイツ軍との戦闘一つです。この攻防戦は人類史上最大の市街地戦闘と言われています。また、この戦闘の勝敗が第二次世界大戦における転換点の一つとも考えられています。

 なぜ、スターリングラードがソ連軍とドイツ軍の衝突地になったのでしょうか?

 ドイツ軍は軍のヨーロッパ各地へ侵攻をしていくのにあたり、天然資源を確保する為にソ連が当時有していた最大の油田、バクー油田を目指して侵攻作戦を実行しました。

 侵攻していくにあたりソ連有数の工業都市スターリングラードを攻略して進まなければいけませんでした。この都市はソ連軍の武器を多く製造しており、ドイツ軍にしてみれば制圧しておきたい都市でもありました。また、当時の最高指導者のヨシフ・スターリンの名をもつ都市でもある為、ここを陥落することでソ連国民に対しても精神的なダメージを与えることにつながるとドイツ軍は考えていたと言われています。

 このことからスターリングラードはソ連の軍事物資と精神の両方において非常に重要な都市だと思えます。

 

バルマレイの泉

 ダニロフがドイツ兵に追われているところをザイシェフが助けた場所にあった泉で、ザイシェフとダニロフが初めて出会う場所でもありました。

 この泉は子供達が輪になり遊んでいる像が中心にある泉です。しかし、戦争という中には似つかわしいものだったのでこの泉が登場するシーンはとても印象に残っています。

 現在は当時あった泉は存在していませんが、スターリングラード(現在はヴォルゴグラード)にレプリカの泉が設置されています。

引用先:【Wikipedia】スターリングラード攻防戦

 

作品内容

引用先:【映画.com】スターリングラード

キャスト

 今回は(俳優/役名)の順に記載しています。

ジュード・ロウ / ヴァシリ・ザイシェフ
出演作
『リプリー』(1999年)
『シャーロック・ホームズ』(2009年)

ジョセフ・ファインズ / ダニロフ
出演作
『恋におちたシェイクスピア』(1998年)
『約束のハドソン川』(2014年)

エド・ハリス / エルヴィン・ケニッヒ
出演作
『アポロ13』(1995年)
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005年)

レイチェル・ワイズ / ターニャ・チェルノワ
出演作
『ナイロビの蜂』(2005年)
『女王陛下のお気に入り』(2018年)

ロン・パールマン / クリコフ
出演作
『ヘルボーイ』(2004年)
『グレート・ウォー』(2020年)

 

スターリングラード あらすじ

 ドイツ軍はソ連領内のバクー油田を占領してエネルギー資源を確保するためにソ連領内に侵攻していた。侵攻していく中で、スターリングラードという工業都市でソ連軍との激しい市街地戦闘を繰り広げていた。

 しかし、ドイツ軍の猛攻によりソ連軍は劣勢になりつつあった。ソ連軍は兵士を増強する為にソ連各地より兵士を招集してこの猛攻を凌いでいた。

 その招集でこの戦争に参加することとなった、ヴァシリ・ザイシェフは歩兵として戦場に向かっていた。戦場についたザイシェフはソ連兵としてドイツ軍に突撃していくこととなった。

 激しい戦闘のなか、なんとか生き延びたザイシェフはバルマレイの泉で息を潜めていた。そこにドイツ兵に追われていたダニロフと出会う。ダニロフを追ってきたドイツ兵をやり過ごした二人はその後、偶然その場に休息に来たドイツ将校を見つける。

 ザイシェフはその場でドイツ将校らを狙撃してみせる。それを目撃したダニロフはザイシェフをソ連軍の英雄に仕立て上げ、劣勢になっているソ連軍内の士気を上げる事で巻き返しを図る。

 ソ連軍はドイツ軍の猛攻を耐え凌ぎ、スターリングラードを守り切ることができるのでしょうか。また、ザイシェフはどれだけ戦果を上げる事ができるのか。

 

感想:ネタバレも含む

 スターリングラードは史実に基づいた戦争映画です。その為、かなり激しい描写が多かったという印象に残っています。また、ヴァシリ・ザイシェフの心情やターニャとの恋愛模様などの心情が戦争映画という事を忘れてしまうような作品になっていたとも思いました。

 今回はこの3点について感想をまとめてみました。

  • 激戦地の描写
  • 兵士の心情
  • 戦場でのラブシーン

 

激戦地の描写

 作品が始まった時点でソ連軍は劣勢状態でした。市街地はドイツ軍にほとんど制圧されていました。その為、ソ連軍は新兵を派遣する為には対岸から船で送り届けないといけませんが、そのシーンがかなり激しく、冒頭からハラハラするシーンでした。

 さらに、スターリングラードに着いた歩兵として突撃がありますが、その突撃は作戦とは思えない無謀な突撃な起こるところは驚いたシーンでした。また、敗走する兵士をソ連軍が撃ち殺すシーンは衝撃でした。

 作品冒頭からこのような激しい戦闘が起こる事により私は作品内に引き込まれてしまいました。戦争の激しさが伝わりやすい戦争映画だと思いました。しかし、戦争の激しさが伝わりやすい反面、痛々しいシーンが多くあります。そういうのを苦手としている方は少しおすすめし難いです。

 激しい戦闘が多くありますが、ザイシェフとダニロフの心情がリアルに感じれる戦争映画でもあります。

 

兵士の心情

 戦争映画なのに友情と嫉妬が繊細に描かれており、戦争だけではなく心情の変化も感じることのできるとてもおもしろい作品だと思いました。

 ザイシェフとダニロフの2人の出会いは戦場でした。ダニロフはザイシェフの狙撃手としての才能とソ連軍の状態からダニロフはザイシェフを英雄に押し上げる事となります。新兵として突撃するのではなく、自分の得意な事で戦場にいれるということもありザイシェフはダニロフに感謝したと思いました。

 ダニロフが考えていた通り、ザイシェフは戦果を挙げ、ソ連軍内での英雄になります。また、ダニロフはその功績から将校内でも地位を上がり、お互いに感謝し合う良い関係が築けていきました。しかし、戦場で市民兵として戦っているターニャに出会ったことによりお互いの関係が少しずつズレていきます

 戦場という厳しい環境で友情は芽生えることは珍しいことではないと私は思います。女性関係により友情が嫉妬や妬みに変化して行く様をリアルに感じるところはとても良かった思いました。戦争映画なのにこれだけ多くの感情を感じる作品はとても珍しいと思いました。

 これだけの感情の変化をもたらしたのはザイシェフとターニャの恋愛があってこそだと思いました。

 

戦場でのラブシーン

 戦場でのザイシェフとターニャのラブシーンは印象深いものがありました。ザイシェフとターニャは戦場で偶然出会います。そこからお互い密かに恋心を抱きながらもお互いアプローチをしないところが青春映画を思わせるような感じがしました。しかし、ターニャに想いを寄せているのはザイシェフだけではなく、ダニロフも想い寄せ始めます。

 ダニロフはターニャに密かにアプローチをかけ始めます。ダニロフはターニャの語学力をかいソ連の中央機関にスカウトします。それによりスターリングラードをさなれ、ザイシェフから遠ざけることに成功します。これによりダニロフはターニャとの距離を詰めていこうとします。しかし、ドイツ軍の惨虐さを知り、ターニャは再び戦場に戻り、戦おうとします。ダニロフは必死に止めますが上手くいかず、ターニャは戦場に帰ってしまいます。
 
 ターニャはザイシェフがいる戦場に戻り、ザイシェフとターニャの距離を再接近し、お互いに想い合うを確認し合い次第に恋人のような関係になっていきます。

 しかし、戦争は激しさを増し、ソ連軍は後退を余儀なくされます。ターニャもスターリングラードの対岸に避難する為に移動中に砲弾が被弾してしまいます。それでも、一命を取り留め、ザイシェフとターニャは野戦病院で再会するというハッピーエンドで終わりを告げます。

 ザイシェフとターニャの関係は青春映画のような感じして、戦争映画とは思えないソワソワ感を強く感じました。ザイシェフとターニャは、お互いにガツガツいくのではなくゆっくりと距離を縮めていくところはとても良かったと思いました。その反面、ダニロフはターニャへの想いがよくわかり、戦場で三角関係が出来てしまうところは驚きました。

 

まとめ

いかかでしたか?

 『スターリングラード』は戦争映画としての迫力のシーンが多くあり戦争映画としては申し分ないと思います。そこに、ザイシェフとターニャとのラブシーンが加わることにより普段の戦争映画とは一味違う映画を楽しめるのではないかと思いました。

 ぜひ、戦争の迫力と恋人になりかけの恋愛が同時に楽しめる映画『スターリングラード』を楽しんでいただけたらと思います。

 

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