普段の生活の中でつい諦めてしまった夢やこれから夢に向かって突き進もうとしている方は少なからずいると思います。
そんな仕方がなく諦めてしまった夢や、自分に自信が持ちづらく少し諦めてしまいかけている方にオススメな映画が『SING/シング』という作品です。
経営難の劇場支配人のバスターは起死回生の「歌のオーデション」を開催することにした。しかし、オーデションの合格者は個々に事情を抱えていた。それでもバスターは諦めることなくステージを開催しようとする。果たして、「歌のオーディション」は成功するのか。
劇場公開:2016年
上映時間:108分
作品概要
引用先:【映画.com】SING シング
キャスト:出演者
今回は役名 / 動物 と原語版の声優、日本語版の声優を記載しています。
バスター・ムーン / コアラの劇場支配人
原語版「マシュー・マコノヒー」
日本語版「内村光良」
ロジータ / ブタの主婦
原語版「リース・ウィザースプーン」
日本語版「坂本真綾」
ジョニー / ゴリラの青年
原語版「タロン・エガートン」
日本語版「大橋卓弥(スキマスイッチ)」
ミーナ / ゾウの女性
原語版「トリー・ケリー」
日本語版「MISIA」
アッシュ / ヤマアラシの少女
原語版「スカーレット・ヨハンソン」
日本語版「長澤まさみ」
マイク / ネズミの男性
原語版「セス・マクファーレン」
日本語版「山寺宏一」
監督 ガース・ジェニングス
作品
『リトル・ランボーズ』(2008年)
劇中歌(日本語訳版)
『SING/シング』の作品内では作品を華やかにするために多く楽曲が使用させれいます。その為、全てを紹介すること難しいので、最後のステージで披露させたセットリストを紹介します。ただし、日本語版のみの紹介させていただきます。
『シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!』
楽曲:テイラー・スウィフト(2014年リリース)
ダンス:ロジータ、グンター
『セット・イット・オール・フリー』
歌:アッシュ / 長澤まさみ(本作オリジナル)
『アイム・スティル・スタンディング』
歌:ジョニー / 大橋卓弥(本作オリジナル)
『マイ・ウェイ』
楽曲:フランク・シナトラ(1969年リリース)
歌:マイク / 山寺宏一
『ハレルヤ』
楽曲:ジェフ・バックリィ(2007年リリース)
歌:ミーナ / MISIA
あらすじ
バスター・ムーンは子供の時に見た劇場に感動を覚え、人々に感動を与える劇場を作ることが将来の夢になりました。その後父親の支援もあり、子供の時に見た劇場を手に入れることができました。しかし、公演がうまくいかずに役者に払うお金もないくらいの経営難に陥っていました。
そこで、ムーンは劇場を盛り上げようと賞金1000ドルの「歌のオーディション」を開催しようと広告を作成したが、ミス・クローリー(カメレオンのおばさん)が賞金額を打ち間違えて10万ドル入力してしまい、その広告が町中にばら撒かれてしまう。
しかし、賞金額が莫大なだけに話題性が高く、多くの動物がオーディションに参加することになり、期待以上の盛り上がりを見せた。
そのオーディションに参加した動物達には個々の悩みがあり、このオーディションで生き方を変えようと思っている動物も多く参加していた。
果たして、「歌のオーディション」は成功し、劇場は当時の盛り上がり取り戻す事ができるのか?
感想:ネタバレを含む
『SING/シング』は最後のステージで歌い上げるキャラクターが持っていた想いや悩みを歌に乗せて歌い上げ、想いを伝える作品だと思いました。
その中でも特に印象かった動物達の想いを書きました。
- ロジータ
- ジョニー
- バスター
最初はロジータ思いについてです。
ロジータの想い
ロジータは多くの子供を育てながら、家事をこなす歌が好きな専業主婦です。しかし、家庭に全てを捧げてしまい、自分がやりたい事につい、蓋をしていて歌うことを少し諦めかけていました。そんなロジータも「歌のオーディション」を受け、変わろうとししたところは驚きました。
しかし、ロジータのもっとすごいことをやり遂げます。それは家事をしながらどう練習に参加するでした。そこでロジータが考え抜いたのが家の改造だった事はすごく面白かったです。朝のルーティンを機械的にして、家族が何事もなく出掛けていくところはすごいとしか言えませんでした。
なんとかして練習に参加をしてステージに立ちたいというロジータの思いが強く感じることができるシーンでした。また、ステージで練習の成果をダンスを披露したロジータに呆然とした夫も面白かったです。
夫婦間で当たり前になってしまった生活に衝撃を与える出来事になったと思います。次はジョニーの子供の悩みについてです。
ジョニーの悩み
親が子供の成長に気がついた時は嬉しいものだと思います。しかし、子は親の期待に応えようとしている為、自分が本当にやりたい事を言い出しづらいこともあります。そんな悩みを抱えていたのがジョニーだと思いました。
ジョニーは父親のビック・ダディ(ゴリラのギャング)の手伝いをしていた。しかし、ジョニーはギャングになる事より歌を歌いたいという思いがあり、隠れて歌っている青年でした。
その為、父親にはなかなか言い出せずに隠れて「歌のオーディション」を受けたことで、父親が捕まってしまうという残念な結果になってしまった時はやっぱりと思いました。しかし、それにより父親とは口を聞いてくれなくなったのは少し悲しかったです。
それでもジョニーは父親への想いを歌にのせてステージに立ち、それをテレビで観ていたダディは脱獄をしてまで、ジョニーに会いに行ったシーンは感動的でした。
親の期待もあったが自分のやりたい事をやって応援してくれるいい親子関係だと思いました。
こんなに関わった動物達を変えることができたのはバスターが開催した「歌のオーディション」のおかげだと思います。その為、最後はバスターについてです。
バスターの気持ち
バスターはなんといってもあの大胆な行動力が最大の魅力だと思いました。間違えた金額で応募をかけたり、ナナ・ヌードルマン(大物女優)に融資してもらう為にレストランのホタルイカを誘拐してステージをしたりと、思いもしない行動ばかりしていてとても面白かったです。
しかし、バスターの行動力が大胆でとても面白いですが、それだけではなく諦めない気持ちの強さだとも思いました。色々やってきたがどれもうまくいかずにしまいには劇場のなくなってしまったところは悲しかったです。
それでも、オーデションに参加してくれた出演者の為になんとかステージを開催したいという想いは感動しました。
バスターの強い想いと諦めない気持ちが出演者や周りの気持ちも変化させたと思いました。あのくらいの諦めない気持ちが欲しいとも思いました。
まとめ
いかかでしたか?
『SING/シング』は映画という短い時間の中で多くの動物達の想いや悩みを感じる作品だと思いました。その想いを最後のステージで歌やダンスで解決に向かっていく心温まる作品だと思いました。
ぜひ、歌から想いや悩みを感じ克服していく映画『SING/シング』を楽しいんでいただければと思います。
SING/シング:ネクストステージ
2022年に「SING/シング」の次作となる『SING/シング:ネクストステージ』が2022年3月18日(金曜日)に日本で公開予定となっています。
『SING/シング』が面白いと思っていただけたみなさまなら、次は是非、劇場で『SING/シング:ネクストステージ』を視聴されてはいかがでしょうか?
劇場ならではの迫力と音響でまるでコンサート会場にいるいるいるような体験ができると思います。
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